太陽光発電とは
太陽光発電とは、太陽の光で電気を作り出すことです。
無限で無料のエネルギー
大きな特徴としては、太陽の光が燃料であるということ。当たり前のことですが、太陽光は世界中の人達がいくら使っても無くなることはありません。この点は、石油や天然ガスなどの有限の資源と大きく違うところです。太陽光は無限で、しかもタダなのです。
10年で元が取れる
つまり、太陽光発電システムを設置してしまえば、太陽光発電システムが壊れない限りいつまでも電気をタダで作れるということです。最近では、太陽光発電の値下がりや補助金の給付、高い売電価格などにより、初期投資も10年以内に元がとれるケースが増えています。
クリーンエネルギー
また、最近注目されている特徴は、安全面です。太陽光発電は大気汚染物質を発生させないクリーンエネルギーです。太陽光発電は、火力発電による地球温暖化問題、原子力発電による放射能汚染問題を解決できるエネルギーとして、世界的に注目されているのです。
災害に強い
そして、忘れてはいけない特徴として、災害に強いことです。最近の太陽光発電システムでは、電力会社から電気が止められても、テレビを見たり携帯電話の充電などが可能です。
太陽光発電システムには2つの種類がある
太陽光発電システムは大きくわけると「独立型システム」と「系統連系型システム」の2つの種類があります。
独立型
「独立型システム」は、蓄電器を備えたシステムなので、発電して余った電力を蓄電器に貯めておくことができる特徴があります。太陽光発電システムの普及がはじまった頃は、この独立型が主流でしたが、蓄電器の寿命の短さやコストの高さなどから現在は、一般家庭には普及されていません。また、電力会社の電力網につながっておらず、独立したシステムなので、余った電力を売ることはできません。
独立型システムの機器の構成は、太陽電池(パネル)→接続箱→チャージコントローラー→蓄電池→パワーコンディショナ→分電盤→コンセントとなります。
系統連系型
「系統連系型システム」は、現在一般家庭に普及しているシステムです。このシステムは、電力会社の電力網と接続されているため、余った電力を売ったり、足りない電力を購入したりすることが自動的にできる構造になっています。
系統連系型システムの機器の構成は、太陽電池(パネル)→接続箱→パワーコンディショナ→分電盤→コンセントとなります。また、分電盤から家の外に向かって買電用電力計と売電用電力計の2つの計器に接続され売買のときの計算に使用されます。